消えた年金の原因の多くは社会保険庁の考えられない怠慢さが
生んだと言えます。
社会保険庁は年金を預かるものとして、全力を尽くして、宙に浮いた
年金を無くす義務があります。
現在は、本来の受給額との差額を過去5年間分しか遡って
受け取ることができませんが、この規定を撤廃しようという動きがあります。
これについては評価します・・・というか当然のことですが。
ただし、過去に納付した事実が確認されることを前提としていますが、
社会保険庁が記録を無くした年金記録を被保険者はどのようにして
証明すればいいのでしょう。
1997年に基礎年金番号が導入された時代以前は、同一人物の年金であっても、
国民年金・厚生年金などで別々の番号を付与されていました。
これを解消することが基礎年金番号スタートの目的でしたが、
10年以上たった今、被保険者の半数近い、5000万件以上の年金データが
処理されていないことに驚きです。
恐らく1人の人のデータが2件、3件と複数に分かれている場合がかなり
多いはずですが、それでも5000万件あれば、1500万~2000万人以上の
被保険者の年金記録がおかしくなっている可能性があります。